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マコモでゴザ作り

  • 執筆者の写真: Miyo
    Miyo
  • 2020年5月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年7月25日

最近の制作活動^^ マコモでゴザを作りました!


25cm四方のミニチュアサイズで、サンプル用です。 今まではガマやヒメガマで作っていたのですが、マコモでも試作してみました。

マコモで作ったキナ(無地のゴザ)

縦糸は、オヒョウの樹皮をカエカした(撚った)ものです。 黒と茶色の模様も、染色したオヒョウの樹皮を使っています。 カエカ(糸撚り)をしていると、指先にマメができます!笑 黒と茶色の模様は、魔除けの意味があります。

縦糸にピッ(石)を付けてイテセカ(編み機)にセットします。

カエカした縦糸にピッを付け、イテセカにセット

編み方は通称「一本おき編み」。 すだれ編みよりも段間が詰まるため、保温性が上がりゴミも下に落ちにくく、実用的だそうです。

この編み方は、何も考えていないと、表面のマコモがジグザグになりやすいです。

真っ直ぐになるように意識して編むのが、綺麗に仕上げるコツです^^

表面は真っ直ぐ、裏面はジグザグになります。

一本おき編みします
表面のマコモが真っ直ぐになるように意識します
編み終わり
マコモがジグザグになる一本おき編みの裏面

マコモがガマと異なる点は、 ・節があること ・内側がガマほどスポンジ状ではないこと だと感じました。 硬めなので、よく霧吹きで湿らせて揉んでから使っています。 そうしないと編む際にパキッと割れてしまいます! 両端の処理(ねじり上げるところ)も、よく湿らせないと厳しいです。 スポンジ状の部分がかなり少ないので、ふわふわなガマほど保温性もなさそうです。


今年もゴザの材料、採るかなぁ スゲの利活用も進めたいなぁ 食の利活用は何にしようかなぁ マコモも粉末にしたらパンでもお菓子でも作れるなぁ なんて考えながら、編んでいました。


それにしても、 編んでいるときにピッ(石)がぶつかった”カラン”という音は、とっても心地が良く癒されます^^


【編み方の詳細はこちら】

長さ約155cmのニカプンペ

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