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「しめ飾りづくり体験会」②

  • 執筆者の写真: Miyo
    Miyo
  • 2019年12月1日
  • 読了時間: 2分

しめ縄づくりを学びに函館、道南四季の杜公園へ!

昨日は苫小牧に8時間、その後移動し函館に15時間滞在。

ばたばたでも楽しかったです^^


講師の方のお手本を見ながら、2時間弱で直径約30cmのしめ縄を作りました。

両足で縄をしっかり押さえ、両手でスゲをねじりながら編みます。

工程は難しくありませんが、両足両手に力を入れる必要があり、最後まで気が抜けません。

全身を使う作業なので、ずっとやっていると意外と疲れ、少し汗ばむくらいです。

押さえる足の力が大切です

今回は事前にスゲを湿らせて下さっていました。 乾燥したままだとスゲが折れやすく、ねじりにくく、作業中に手を切ってしまう恐れがあるそうです。


・作り方(動画は次の投稿に載せます)

まずスゲを3束に分けます。

そのうち2束を根元で結び、ねじりながら編ます。

残りの1束も根元で結び、ねじりながら↑の2束に合わせて編み込みます。

最後に、全体を少しずつ均等にひねって丸めると、しめ縄の完成です!

湿らせたスゲの束
一束を3束に分けます
3束のうち2束を根元で結びます
結んだ2束をねじりながら編みます
残りの1束も根元で結び、ねじりながら編み込みます

均等にひねって丸め、しめ縄の完成!

全身を使う作業ですが、きつくねじれば良いわけではなく、ほどほどに力を加減することも必要です笑

昨年度、アイヌ伝統工芸複製助成でゴザを編んだ際に習得した、オヒョウの樹皮を裂いて縦糸をよる「カエカ」。

これがとっても役に立ちました!!

ねじる際の固さ調節のコツや、均等に力を入れて編んでいく工程がそっくりです。

違うのは太さだけ。


約25名の参加者全員が、素敵なしめ縄を完成させることができました。

しめ縄は密封保存すれば、徐々に茶色くはなりますが、数年は綺麗に持つそうです。

飾っておいてもそれなりに持つそうで、時期に合わせて飾りを付け替えて楽しめます!

飾りを付けるとしめ飾りに

帰りのJRの中、紙袋からスゲの良い香りが☆︎

人工香料で頭が痛くなるJRですが、私の膝の上からはザ・自然の香り^^


貴重なスゲで作ったしめ飾り。

またひとつ、湿地の恵みをいただきました。

四季の杜公園のスゲ田を管理してくれる方が見つかるといいな。

道南四季の杜公園のスゲ田

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