しめ縄づくりとオツネントンボ
- Miyo
- 2019年4月15日
- 読了時間: 1分
3月31日、千歳市の泉郷神社のしめ縄づくりを見学させていただきました。
指導する鈴木さんはなんと95歳!
夏に採取したスゲを干し、毎年秋と春に鳥居と社殿のしめ縄を作っています。
30年ほど前までは近くで採れるスゲで間に合っていたそうですが、
スゲが生える湿地がなくなり、スゲも採れなくなってしまったそうです。
千歳市内あちこち探して採らせてもらい、しめ縄保存会を立ち上げるなどしてこの伝統を守り続けていらっしゃいます。
全身を使って綯うしめ縄はとても迫力があり、スゲ採りの話も興味深いものでした。
初夏の刈り取り時に、またお邪魔させていただきます!

近年、神社のしめ縄やホームセンターなどで売っているしめ飾りは、中国製のスゲや石油製がほとんど...
稲作地帯では稲わらのしめ縄も多いですが、スゲやマコモも使われています。
日本の文化に密接に関係している湿地。
もっとみなさんに知ってほしいです!
そして今シーズン初のトンボを確認。
春おなじみのオツネントンボです。
秋に羽化して成虫越冬し、春になると真っ先に飛び始める種類です。

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